誰もが一度はあこがれを抱くオープンカーですが、実用性という面では、当然多くの犠牲を払うことになります。乗車人数やトランクの狭さ、室内の汚れが目立つようになる、走行音はうるさいなど、一般的な乗用車と比べ、デメリットは多く存在します。

また、安全性という弱さもあります。屋根が無いので、横転したときや事故を起こしてしまったときに、自分の身を守ってくれるものが少ないです。とある開発者に対するインタビューでは、安全性については割り切って乗ってくれと言う内容を話していたくらいです。せめてロールバーの装着くらいはやっておいたほうが安全です。

盗難やいたずらにあいやすいという心配もあります。帆はナイフなどで簡単に傷ついてしまうため、セキュリティを強化しなければ、心配で駐車もできません。

このように不安や心配な点が多いオープンカーですが、やはり夏の海岸沿いをオープン状態で走る爽快感は、何よりもまさるものがあります。季節や天候に左右されてしまうことは残念なことですが、たとえ一年に数回でも快適なドライブが楽しめるのであれば、それはそれで価値のあることではないでしょうか。車という乗り物は、実用性だけではない、所有することの喜びも与えてくれるものです。